KURSレポート
KURSや仲間の活動情報をタイムリーに。
KURSや仲間の活動情報をタイムリーに。
2019.04.10
一般社団法人 西日本建設関連オーナー会/KURS(コース=近畿生コン関連協議会)
「'19春闘」集合交渉
◎会場/ヴィアーレ大阪 ◎開催日/2019年3月27日
2019年3月27日午後6時より、ヴィアーレ大阪で第4回集合交渉が、一般社団法人 西日本建設関連オーナー会35社42名、KURS(コース=近畿生コン関連協議会)は労供連絡協議会(10団体)の代表を含む46名の出席で開催された。
KURSは最終交渉にあたって、基本合意の内容(次ページ一覧表)に対する意見をはじめ、春闘終結後の継続協議に関する重要課題を提案し、オーナー会との意見交換を行い、解決をはかった。正規労働者の賃金引き上げ・一時金については、年収ベースでの底上げを中心に解決し、今後の賃金制度のあり方について、継続協議のなかで取り決めていくこととした。
日々雇用労働者の日額賃金の底上げについては、労使関係のない未組織未加盟社にも周知をはかっていくこと。繁忙手当については50年に及ぶ歴史的契約内容であることを、深く再認識して妥結に至った。誘導員の配置について、物件対応とするとの回答に対して、とりわけ夏場対策・猛暑対応として、健康・安全を確保するために適正な誘導員の配置を強く要請し、見直しを要求。日々雇用労働者の供給については、労供連加盟団体を優先的に使用すること、またフリー対策を強化するよう求めた。
パートナーシップ協約の締結については、
(1) 慢性的人手不足の解消
(2) 働き方改革
(3) 非正規労働者の処遇改善
(4) 不当不法な蛮行を許さない労使関係の確立
など、4つの課題をテーマとして進めるよう求め、今後締結にむけ発展的に協議を進めることを確認した。また、バラセメント輸送労働者の処遇改善は、バラセメント輸送の秩序確立をはかることをめざした労使懇談会を開催し、バラセメント輸送業者が置かれている現状認識の一致をはかり、今後の労使関係確立にむけてオーナー会の協力を要求。その他の要求事項については、中期的な課題と区分けし、継続協議の中で、急がれる課題に集中して結論を出していくよう要請を行った。
※上記回答は昨年同様の回答でありオーナー会は周知をはかる。