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  1. 広域協組・産経新聞社 共催<第17回絵画コンクール>の表彰式開催

2023.12.25

広域協組・産経新聞社 共催<第17回絵画コンクール>の表彰式開催

受賞者と審査員らによる集合写真。

広域協組のCSR活動、<第17回 未来の街を描こう!!絵画コンクール>表彰式が開催。

2023年11月25日、大阪広域生コンクリート協同組合(以下、広域協組)は、<ブリーゼプラザ小ホール>(大阪市北区梅田2-4-9ブリーゼブリーゼ7階)において、<広域協組 第17回 未来の街を描こう!!絵画コンクール>(以下、同コンクール)の表彰式を開催した。

同コンクールは、広域協組と産経新聞社の共催で、2007年から開催。広域協組が行う代表的なCSR活動で、回を重ねて今年で17回目の開催となる。今回のテーマは<みんなが考える地球にやさしい未来の街って?>だ。

CSR活動とは、直訳すると<企業の社会的責任>という意味で、ざっくり言うと<企業は自分たちの商売だけでなく、環境保全や社会貢献など地域社会に対する責任を果たす活動を行おう>ということ。そこで、多くの生コン会社が加盟する広域協組でも、<三方良し>の政策に基づき、さまざまな社会貢献活動を行っているが、そのなかでも最も代表的な活動となる。趣旨は、<人々の夢や想い、希望とともに発展してきた関西の街が、さらに住みよく、豊かな街になることを願いつつ、次代を担う子どもたちが、未来の街を、自由な発想で表現する機会を創る>こと。応募対象は小学校1年生~6年生、そして3才~小学校就学前の子供たちだ。

今回の応募総数は4695点。その中から選ばれたのは<未来の街 最優秀賞>瀬尾うえらさん(6年生)の『くじらのスペースコロニー』、<未就学児部門 最優秀賞>木村航さん(5歳)の『緑が多くて、みんなが楽しい街』(いずれも応募当時の学年)をはじめ、<Golden Palette賞>、<Silver Palette賞>、<審査員特別賞>、<大阪広域生コンクリート協同組合賞>、<産経新聞社賞>、<大阪府知事賞>、<大阪市長賞>など全28名、また<団体賞>、<未就学児部門団体賞>各3団体に対する表彰と講評が行われた。

考えて描くことが、素晴らしい大人になる第一歩(里中氏)。

当日、会場となったブリーゼプラザ小ホールには、うれしそうな表情の受賞者と、そのご両親らが集合。受賞式は、広域協組木村貴洋理事長の挨拶から始まった。

「皆さん、こんにちは!そしておめでとうございます!今回の応募総数は4695点。それを審査員が一緒になって今年の9月27日、28日の2日間をかけて選びました。審査員がビックリする作品や『これは凄いな!』と感心するような作品もありました。これからひとり一人表彰されますので、今日一日を楽しんでください」と、木村氏。続いて審査員代表の里中満智子氏からは、「おめでとうございます。本当に審査員が驚くような、本当にすばらしい作品ばかり。よく考えて描いているということが、伝わってくる作品ばかりでした。絵を描くということは、なんとなくキレイに描けばいいのではなく、何を描こうかと考えをまとめるのには題(テーマ)があったほうがいい。だから(今回は)、未来ってどうなるんだろう?と考えたと思うんです。で、どうなるんだろう?と想像するところから、こうしたらいいんじゃない?っていう考え、知恵が生まれてくる。それはどんな道でも同じなんです。それが素晴らしい大人になる第一歩なんです。皆さんが描いた作品は、こうなったらいいんじゃないか、こうなったら素敵だね、こうなったら大変だから皆で考えようよ、というところが、とても素晴らしかった。ただ見たものを描くんじゃなくて、考えて描くということがどれだけ心を広くするか。これからもぜひ、いろんな課題で、描き続けてください(抜粋)」と、同コンクールの核心を突くようなコメントで総評があり、授賞式が始まった。名前を呼ばれた受賞者は緊張した表情で順次ステージに登壇、審査員から表彰状と副賞が手渡され、高評が行われた。どの作品も、受賞者ひとり一人が一生懸命考え、カラフルに、細部まで細かく描き込まれた絵はどれも才能に溢れたもので、各作品には、審査員からも驚きと感動のコメントがあった。

約2時間半、総勢28人6団体代表の受賞と高評が行われ、<第17回 未来の街を描こう!!絵画コンクール>の授賞式は終了した。

受賞者の皆さんは、今日の感動を忘れずに、それぞれの夢に向かって頑張ってほしい。

開会の挨拶を行う、広域協組理事長の木村貴洋氏。

開会の挨拶を行う、広域協組理事長の木村貴洋氏。

総評で、「考えて描くことが、素晴らしい大人になる第一歩」と語る、漫画家の里中満智子氏。

総評で、「考えて描くことが、素晴らしい大人になる第一歩」と語る、漫画家の里中満智子氏。

作品『くじらのスペースコロニー』で、<未来の街 最優秀>賞を受賞した、瀬尾うえらさんに賞状を授与する、広域協組理事長の木村貴洋氏。

作品『くじらのスペースコロニー』で、<未来の街 最優秀>賞を受賞した、瀬尾うえらさんに賞状を授与する、広域協組理事長の木村貴洋氏。

<未来の街 最優秀>賞を受賞した瀬尾うえらさん(中央)を囲んで、左から審査員の荻原靖史氏(産経新聞大阪本社 編集委員)、阿部寿文氏(キッズゲルニカ関西 代表)、里中満智子氏(マンガ家)、木村貴洋氏(広域協組 理事長)。

<未来の街 最優秀>賞を受賞した瀬尾うえらさん(中央)を囲んで、左から審査員の荻原靖史氏(産経新聞大阪本社 編集委員)、阿部寿文氏(キッズゲルニカ関西 代表)、里中満智子氏(マンガ家)、木村貴洋氏(広域協組 理事長)。

ブリーゼブリーゼ6階に展示された、受賞作品。

ブリーゼブリーゼ6階に展示された、受賞作品。

生コンワーカー一人ひとりも、日々の仕事を通してこの活動に関わっている。

先に述べた同コンクールの趣旨にあったように、子供達を支援し、その夢や才能を育て、伸ばすお手伝いをすることは、未来をつくっていくことに他ならない。この中から一人でも、未来の街づくりに関わってくれる人材が生まれることを願わずにいられない。そしてこのコンクールは、広域協組が行っているCSR活動ではあるが、我々、KURS・KLWSに加盟する生コンワーカー一人ひとりも、日々の仕事を通して、これらの活動に関わっていることを、ぜひ心に留めておいてほしい。

受賞作品は、2023年12月2日の産経新聞大阪本社版朝刊に掲載されたほか、同年11月25日~12月3日の間、ブリーゼブリーゼ6階に展示され、その後、生コン車のドラムにプリントされて街中を走る。


▶︎詳しくは、下記サイトをご覧いただきたい。
https://miraicon.jp/koremadeno_mirainomachi/17.html

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