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近畿生コン関連協議会

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  1. 生コン車が、淡路島の防災訓練で活躍!【その1】

2022.12.12

生コン車が、淡路島の防災訓練で活躍!【その1】

兵庫県淡路島3市で開催の総合防災訓練に、淡路ブロックの生コンプラントが初参加

2022年11月20日(日)、兵庫県淡路島の淡路市・洲本市・南あわじ市の3市において、将来、高い確率で発生が予想されている南海トラフ巨大地震など、自然災害に備えたるための総合防災訓練(以下、同訓練)が実施された。

同訓練には、大阪広域生コンクリート協同組合(以下、広域協)に加盟する、<淡路生コンクリート工業株式会社>、<淡路生コン工業株式会社>、<第一生コン株式会社>、<兵庫コンクリート株式会社>、<株式会社北淡建設>の5社6工場が、広域協を代表し、淡路ブロックとして初めて参加した。

当日は岩屋・洲本・南あわじの島内3会場で一斉に訓練が行われたが、KURS(近畿生コン関連協議会)では、そのうちの南あわじ市が行った南あわじ市立西淡中学校での訓練の模様をレポートする。

【会場別参加生コン会社(工場)】

●淡路市<会場:岩屋中学校>
・第一生コン株式会社(津名工場)
・株式会社北淡建設(北淡路生コン工場)

●洲本市<会場:洲浜中学校>
・淡路生コンクリート工業株式会社
・淡路生コン工業株式会社

●南あわじ市<会場:西淡中学校>
・第一生コン株式会社(本社工場)
・兵庫コンクリート株式会社

災害対策本部で訓練に関する報告を行う、南あわじ消防団員。

災害対策本部で訓練に関する報告を行う、南あわじ消防団員。

南海トラフ巨大地震等を想定した、多種多彩な訓練内容

当日は、朝9時の時報をきっかけに、会場である西淡中学校のグラウンドに設置された本部から「南海トラフ巨大地震が発生し、市内で最大震度7の揺れを観測、大津波警報が発表されました…」との想定で防災放送があり、西淡中学校の体育館やグラウンドにおいて、様々な訓練がスタートした。

警察や消防ほかによる高所救助訓練や、倒壊家屋からの救助訓練、埋没車両からの救助訓練、ドローンを使った中継訓練など専門的なものから、私たちの業界から生コンプラントと消防団による放水訓練や、地震体験車両での地震体験など、生徒や地域住民が参加できるもの。南あわじ市消防団なでしこ分団の炊き出しや自衛隊による人命救助システムの展示、各団体のパネル展示、そして体育館内で行われた避難所開設運営訓練まで、まさに総合防災訓練の名にふさわしく、驚くほど多彩な内容だ。

当日は、NHKをはじめ、マスメディアの取材も入り、大々的な訓練となった。

【南あわじ市総合防災訓練内容】

●放水訓練・搬送訓練
参加団体/南あわじ市消防団・大阪広域生コンクリート協同組合・西淡中学校(2、3年生)
●物資搬送訓練
参加団体/淡路県民局・南あわじ市消防団
●高所救助訓練(ロープレスキュー)
●倒壊家屋からの救助訓練
参加団体/南あわじ警察署・兵庫県警察本部機動隊
●寸断道路開通訓練・埋没車両からの救助訓練
参加団体/淡路広域消防事務組合

※上記内容は一例。

地域住民の方も参加した放水訓練。

地域住民の方も参加した放水訓練。

転がりながらも、地震体験車両内で地震を体験する西淡中学の生徒たち。

転がりながらも、地震体験車両内で地震を体験する西淡中学校の生徒たち。

埋没車両からの救出訓練を行う、淡路広域消防事務組合の隊員。

埋没車両からの救出訓練を行う、淡路広域消防事務組合の隊員。

高所救助訓練(ロープレスキュー)を行う、南あわじ警察署・兵庫県警察本部機動隊。

高所救助訓練(ロープレスキュー)を行う、南あわじ警察署・兵庫県警察本部機動隊。

上空から被災地の状況を確認する、ドローン空撮中継訓練。

上空から被災地の状況を確認する、ドローン空撮中継訓練。

協賛団体

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