研修用ビデオマニュアルのガイドブック『生コンワーカーの実務』が完成。

手元に置いて、ビデオマニュアルの内容を手軽に学べる。

◎ビデオマニュアルの内容に、安全対策をプラス。

このたびKURSでは、一般社団法人西日本建設関連オーナー会、大阪兵庫生コンクリート工業組合、大阪広域生コンクリート協同組合などの協力を得て、研修用ビデオマニュアル・ガイドブック『生コンワーカーの実務』を制作・印刷、配布した。

本ガイドブックは、すでに完成・公開中のビデオマニュアル『生コンワーカーの実務』を補足するもので、生コンワーカーの仕事を、①製造・②運搬・③荷卸し・④洗浄・⑤帰着後の5つの工程に分類、また生コンワーカーの仕事を現場でサポートする誘導の仕事を加えた内容で、つねに手元に置いて学べるよう、サイズもハンディ版にしている。

さらに、私たちが仕事をするうえで最も重要なことのひとつ＜安全＞について取り上げ、イラストを使って、各作業工程ごとに起こりうる＜事故事例＞とその＜対策＞を掲載しているので、併せて参考にしてほしい。

ガイドブック『生コンワーカーの実務』には、＜事故事例＞とその＜対策＞も掲載している。

◎中堅、ベテランも作業を振り返り、処遇改善につなげる。

新人の皆さんは、このガイドブックを自宅や詰所で、また待機時間などに学ぶことにより、仕事への不安が軽減され、理解度がより高まるはず。

また新人だけでなく、中堅やベテランの皆さんにも読んでもらうことで、改めて自身の作業を振り返ったり、作業の標準化（いつ誰がやっても、同じ手順になるよう作業などを統一化すること）を図ることで、作業のムダが省け、安全性や効率を高め、誤納を防ぐことができるのだ。

これによって高品質の生コンを、より安定的に供給できるようになり、ひいては業界の発展や、皆さんの処遇改善につなげることを目指している。

KURSでは、今後、このガイドブックを使った勉強会をはじめる予定だ。