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KURS/結からのお知らせ

KURS/結からのお知らせ

  1. 令和3年 年頭のごあいさつ

2021.01.06

令和3年 年頭のごあいさつ

「結」編集委員会編集長 岡元貞道

ウィルス排除で、業界秩序の維持発展を。

 新年明けましておめでとうございます。

 新型コロナウィルス感染防止対策に明け暮れた昨年。今もなおコロナ禍のもとで、先行きの不安が増すばかりです。しかし今、日本人は、ここで悲観的になって手をこまねいているだけではなく、誰もが「これは何とかしなければ」と思っています。それぞれ立場も行動も異なりますが、「何とかしなければ」という思いや知恵を合わせて、それが新型コロナウィルス感染防止対策の決め手を生み出す〈大きな力〉となり、収束~終息へと向かっていく年になると信じています。

 近畿圏の生コン業界も、2015年7月以降の事業協同組合(大阪広域協組ほか2団体)の大同団結から、僅か6年余りで日本一の生コン事業協同組合にまで躍進した大阪広域生コンクリート協同組合、そして私たちも、2018年1月にKURS(近畿生コン関連協議会)として団結したのち、機関誌『結』の発刊〜web移管、令和に入ってからは業界と共に創り上げたDVD『生コンワーカーの実務』ほか教育ソフトの充実など、大きく活動しました。さらに昨年末には、一般社団法人西日本建設関連オーナー会と共に、同会加盟企業の正規雇用化推進を目的とした〈産業別モデル賃金〉の合意書に調印するなど、業界の一員として、「何とかしなければ」との共通の思いを原動力に、労組として正しい活動を行なってきました。

 もうひとつの動きとして、業務妨害などで世間を騒がせ、業界の信頼を蔑(おとし)め、まさにウィルスのように業界内を暴れ回った連帯労組の虚像を暴く連載記事、『偽装労組』の縮刷版を出版、これにより偽装労組というウィルスについて、強いリーダーシップのもとに除去してきました。ウィルスは、私たちの打ったワクチンでもがき苦しんでいますが、再び強い毒性をもって感染させようと目論んでいます。しかし、すでに私たちの打った感染防止対策は近畿圏一円に広がっており、ウィルスが入る隙間はありません。

 今後も引き続いて、偽装労組というウィルスを完全に終息させるために、業界秩序の維持発展と関連企業の経営安定、そこで働く労働者の生活向上にむけて邁進することが、その決め手となるものです。

 今年は丑年、丑年は忍耐強く、困難にもめげずに目標達成のために努力する年と言われています。あらためまして今年が関係各位の皆様にとって実りある年となることを祈願しまして年頭の挨拶といたします。

令和3年1月6日
「結」編集委員会編集長 岡元貞道

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